

 |

|
フランスの原子物理学者クリスチャン・ヘイル博士は、L-Acousticsの核となるWST理論を考え出しました。
WST理論 (Wavefront Sculpture Technology)
お互いに隣接する音源のカップリングが完璧であれば、お互いのウェーブフィールドが完全に一致するためあらゆる周波数でもアレイによって生ずる干渉を発生させない。その結果、アレーされた複数の音源が1台の大きなスピーカーとして動作することが可能となる。
そして、WST理論を証明するために、個々のユニット間で正確なカップリングを行うことのできる周波数の上限、ユニットの実際のサイズ、形状と、その正確な間隔との関連性が研究されました。
|

 |
この現象を証明する最初のシステムがフランスのオーディオコンベンションで発表されました。このシステムでは、フラットで位相のそろったリボン形状の波面を持つ個々の音源を垂直にスタックすることで、高域ユニットのカップリングの問題が解決されています。これにより個々の高域ユニットを構成要素として事実上垂直方向に連なった一つのリボン型の音源が形成されます。
独自に設計されたウェーブガイドに、複数の高域コンプレッションドライバーが搭載されており、これは従来のコンプレッションチェンバーのアウトプットを事実上のリボン型音源に変換します。(このウェーブガイドは現在国際特許を保有しています。)
7インチのミッドコーンを物理的に配置したシステム全体が、一切れのパイまたはくさびの形のフィールドを持つ円柱状の波面 (Sylindrical
Wavefront) を生みだすのです。 |

 |
| ヘイル博士とマルセル・アーバン教授は、円柱状音波の物理的性質を徹底的に研究し、物理理論をうちたてます。(“Sound
Fields Radiated by Multiple Sound Source Arrays”/多数音源アレーの放射する音場) |

 |
この理論を1992年3月にウィーンで行われた第92回AESコンベンションで発表しました。
そして1992年秋には、 ダイレクト・ラジエーティング・コーンドライバー15インチが2個、セミロード・ケブラーコーンドライバー7インチが4個、ウェーブガイドを積んだコンプレッションドライバー2インチ2個を搭載したV-DOSCの最初のプロトタイプが完成しました。このプロトタイプを使って最終テストと測定が行われ、クロスオーバー周波数、タイムアライメント、アレー構成の正確なパラメータが確定されました。
この、リギング等の要素を十分に考慮した設計は、ツアーリングにおけるセッティング時間の短縮につながる点や、システムの数が少ないにもかかわらず驚異的な音圧が得られるなど、伝説にもなっています。
DOSC は "DIFFUSEUR d'ONDES SONORES CYLINDRIQUES"(円柱状音波の拡散)の略です。
|

V-DOSC TOP | ネットワーク
| エンジニア | 開発史 | 技術
| コスト | サウンド |
FAQ |
Copyright
©2002. MSI-JAPAN. All Rights Reserved.
V-Dosc and dV-Dosc are registered trademarks of L-Acoustics. |